原発計画の凍結に成功した山口県上関・祝島の取り組みを通じて「ポスト原発時代」を考えるシンポジウムが1月12日、和光大学(町田市金井町)で行われる。主催は和光大学総合文化研究所と同大有志。
当日は、30年をかけて非暴力的手段で原子力発電所の建設計画を凍結させた祝島を題材にしたドキュメンタリー作品「ミツバチの羽音と地球の回転」を上映。鎌仲ひとみ監督がメガホンをとった「核を巡る三部作」について紹介する。
シンポジウムでは、映画に登場する上関・祝島の活動メンバーが「脱原発の島づくり構想」「上関の自然を世界遺産に!自然を活かした町作りへ」をテーマに現場報告。鎌仲監督と共に「辺境の力とポスト原発時代の到来」を考える。
開催時間は13時~18時。会場は和光大学E101教室。定員は300人で事前申し込みは不要。入場無料。