アメリカンフットボール東日本社会人選手権「パールボウル」準決勝が5月26日、川崎球場で行われ、ノジマ相模原ライズは鹿島ディアーズに12対27で敗れた。入場者数は1423人。
前日に行われたもう一つの準決勝で日本選手権3連覇中のオービックが富士通に敗戦。公式戦37連勝の「常勝チーム」が消え、新しい王者を決める決勝戦に駒を進めるのはどちらかに注目が集まった。両チームの対戦成績は1勝2敗、毎回熱戦が繰り広げられている。
試合は第1クオーターに鹿島がタッチダウンとフィールドゴールで先制するが、ライズは第4クオーター序盤、1点差まで詰め寄る。しかし、そこから鹿島が立て続けに2つのタッチダウンを奪い勝利した。
試合後、ライズの須永恭通ヘッドコーチは「第1クオーターのオフェンスが良くなかった。キッキングでも絶えずいいポジションを相手に取られていた。それがうちとしては乗りきれなかった要因」と振り返る。「しかし、全体的には悪くなかった。プレー精度を上げていけば届かない相手ではない。もう一度つくり直し、秋に再挑戦できるようなチームにしていきたい」と話す。
次の試合は6月9日、ノジマフットボールパーク(相模原市南区新戸)でエレコム神戸ファイニーズと対戦する。13時キックオフ。入場無料。