日本フットボールリーグ(JFL)第15節が6月9日、相模原麻溝公園競技場で行われ、SC相模原がY.S.C.Cに4対0で勝利した。観客数は2378人。
同カードは2011年の地域リーグ決勝大会・決勝ラウンド以来。この時はY.S.C.Cが勝利してJFL昇格を決めている。5年前のチーム創設から最短距離でJFL入りを狙う相模原に立ちはだかってきたY.S.C.C。神奈川県に本拠地を置く両チームにとって負けられない試合となった。
相模原は、前節までのアウェー3連戦を1勝1敗1引き分けで終えて現在5位。17位のY.S.C.Cは6試合も勝ち星から遠ざかっている。
試合は開始早々、相模原の菅野哲也選手が中央をドリブル突破から先制。御給匠選手が追加点を決める。Y.S.C.Cは1本もシュートを打てずに前半終了。後半、Y.S.C.Cが何度かチャンスを作るが相模原の堅い守りの前にゴールならず。相模原は松本祐樹選手のシュートで2点を追加し快勝した。この結果、相模原は勝ち点25でFC町田ゼルビアに次ぐ4位に浮上した。
相模原の木村哲昌監督は「3選手が出場停止の状況で連敗しなかったことが大きい。良い順位をキープできている。今日の試合をきっかけに、次のホームゲームの讃岐戦もしっかり守り、良い試合をしたい」と意気込みを見せる。
試合後、メーンスタンド出口で選手がファンを見送る「選手ふれあい広場」には多くのファンが並び、選手らと笑顔で交流を深める姿が見られた。
SC相模原の次のホームゲームは6月23日、首位のカマタマーレ讃岐と対戦する。