日本フットボールリーグ(JFL)第18節が6月30日、相模原麻溝公園競技場で行われ、SC相模原がブラウブリッツ秋田と1対1で引き分けた。観客数は1710人。
相模原は前節まで2連敗で勝ち点25の7位。秋田は勝ち点24で9位。前節でシーズン折り返しとなったJFLは、勝ち点が25~21に6位から12位まで7チームが入る混戦模様となっている。
試合は開始3分に秋田の松田正俊選手が左サイドからのパスに合わせ先制。19分、相模原の御給匠選手がゴール前でボールをキープし、フリーで待つ菅野哲也選手につなぎ、菅野哲也選手がシュートコースを見つけてゴール。前半を1対1で終える。後半は相模原が相手ゴールに迫る場面が増えるが、チャンスを決めることができずに試合終了。
試合後、相模原の木村哲昌監督は「早い時間帯に相手に先制されたが、焦ることなくすぐに追いつくことができた。サイドでしっかり奪ってショートカウンターを試し、上手くいかなければサイドチェンジしていくという、自分たちのやり方ができたと思うがチャンスを決めきれなかった」と振り返る。
シーズン前半戦を終えて、混戦となった現状について「これでまた首位と差が開いてしまった。今日のような『良かったが惜しかった』ではなく、勝ちきれるようにならないと上位に食い込めない。試合終盤の配球を含めた集中力を上げなければならない」と語る。
SC相模原の次のホームゲームは7月14日、藤枝MYFCと対戦する。