日本フットサルリーグ(Fリーグ)第5節が7月6日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田は湘南ベルマーレに2対3で敗れた。観客数は1161人。
ホームゲーム第2戦は首位・湘南との境川決戦。通算の対戦成績では町田が勝ち越しているが、昨年下位に低迷した湘南は今季無敗で勢いに乗っている。ホーム無敗を目指す町田は湘南相手に初勝利がほしいところ。町田の新守護神イゴール選手と湘南の得点王ボラ選手の対決も見どころとなった。
前半は町田が優勢に試合を運ぶ。左サイドからチャンスをつくり、1分と16分に得点。2対0で折り返す。湘南は後半、攻撃の起点となっていた町田の永島選手をマーク、徐々にペースを握ると26分、ボラ選手が強烈なグラウンダーのシュートでイゴール選手の壁を破り、2対1とする。町田も追加点を狙うが、フィニッシュの精度を欠く。
残り3分、湘南はパワープレーを開始するが、直後に6つめのファールで町田に第2PKを与える。町田はゴールを狙わずにパスを回して時間を稼ぎ、守りを固める。それでも湘南はゴール前に詰めたボラ選手がヒールシュートを決め、残り45秒で同点に追い付く。
前回のホーム神戸戦と同様の展開。日本代表の滝田学選手を海外遠征で欠く町田は、パワープレーでも湘南ゴールを脅かすことができない。パスカットされると最後はボラ選手に3点目を決められ、逆転負けを喫した。
試合後、町田の関野監督は「前半リードしながら後半崩れる試合が続いている。DFラインが下がってしまうことが失点の要因になっているが、フィジカルが問題なのかメンタルが問題なのかは整理がついていない。なにかを変えなければならない」と落胆の表情で話す。
次のホームゲームは7月28日、町田市立総合体育館で府中アスレティックFCと対戦する。15時キックオフ。