小田急町田駅そばのバー「LA SALA(ラ サラ)」(町田市原町田6、TEL 042-722-7970)が11月21日、オープン1周年を迎えた。「男女問わず、食後にお一人で見える方が多い」と店主兼バーテンダーの加藤大さん。
「バー クアドリフォリオ」(原町田4)の2号店。1号店の「カジュアルな雰囲気」に対し、同店は茶室のような「おこもり感」を演出するため、モノトーンのラグジュアリーな空間にカウンター4席のみを配置する。店舗面積は約7坪。「町田で一番小さいバー」(加藤さん)。
加藤さんは都心のレストランなどで経験を積み、6年前に町田へ出店。東日本大震災の影響で売り上げが落ちた際に移転しようと考えていたテナントを2号店にした。「経営が持ち直したことと、信頼できるバーテンダーが手伝ってくれることになったので思い切った」
ドリンクやフードのメニューは特に設けない。「イチゴのシャンパンカクテル」「ラ・フランスの大吟醸カクテル」「紅玉を使った飲むアップルパイ」など旬の果物を使ったカクテルを中心に客の好みに合わせて提供する。牛ホホ肉の赤ワイン煮、ガトーショコラなど酒に合うフードとスイーツも取りそろえる。価格は1杯1,000円程度。客単価は4,000円。「若い人に酒を知ってもらいたい」と、25歳以下は25%割り引く。
「お金を頂ける空間づくり徹底し、一流の黒子になって客を引き立てていきたい」と気を引き締める。
営業時間は19時から「お客さまが飲み続けるまで」。