ショートフィルムで相模原市緑区をアピールする作品コンテストが2月28日、MOVIX橋本(相模原市緑区橋本3)で行われた。
今回が4回目の開催。緑区をロケ地とする10分以内の映像24作品が集まった。大賞は山田恭平さん(東京工科大学メディア学科3年)の作品「たかはし」。モテない男性が女性を前にした時の心理を描くストーリーを橋本駅周辺で撮影した。「初の監督作品。自分も含め女性慣れしていない男共よ、頑張れという思いで制作した」(山田さん)。
一般投票で選ばれる緑区民賞は、親子愛を描いた「幸せな時間」(佐々木研吾監督)。We Love緑区PR部門賞は「緑区の魅力、たくさんありすぎて紹介しきれません(ごめんなさい)」(吉川和代監督)。ドキュメンタリー部門賞は「子供たちに『生の音楽』を!松本律子の思い」(藤井喜郎監督)が受賞した。
表彰式のラストには緑区イメージキャラクターのミウルが登場。予定になかった緑区長賞を発表。「花ノ宴-HANATAGE-と巡る津久井の美味しい物と方言の旅」(門倉敦監督)と「相原中ナイトウォーク」(加藤勉監督)の2作品が選ばれた。
お笑いタレントで自身もメガホンをとる審査員長の品川ヒロシさんは「限られた制作費、条件の中で、葛藤しながら制作されたと思う。この中から将来映画に携わる人が出てくれるとうれしい」と締め括った。