相模川のシバザクラが見頃を迎え、ピンクや白、藤色などの花が左岸堤防の「芝ざくらライン」一面を覆っている。
新磯河川敷(相模原市南区新戸・磯部地先)にある芝ざくらラインの延長は「日本一の長さ」(相模原市観光協会)という約1.4キロ。相模川の環境保護のため2002年より、地元の老人会や自治会、企業などが植栽を重ねてきた。
4月20日まで地元農産物を販売するほか、同13日10時より鼓笛隊や和太鼓の演奏などのイベントを開く。駐車場の料金は500円(安全管理協力金)。
シバザクラはハナシノブ科の多年草。サクラに似た形の花を咲かせる。葉の形、茎が地表面に沿って伸びる性質などから「芝桜」と名付けられた。「忍耐」「燃える恋」「華やかな姿」などの花言葉を持つ。