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薬師池公園の大賀ハスが見頃に、花の数は少なめ

薬師池公園のハス(2014年7月31日撮影)

薬師池公園のハス(2014年7月31日撮影)

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 薬師池公園(町田市野津田町)の大賀ハスの花が見頃を迎え、早朝のハス畑に見物客が訪れている。

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 故大賀一郎博士が1951(昭和26)年、千葉県検見川の落合遺跡で2000年以上前の古代ハスの実3個を発掘し、そのうち1個だけ発芽に成功した大賀ハス。円林寺(相原町)と個人宅(大蔵町)に株分けし、それをさらに株分けしたものが薬師池公園に定植されている。

 薬師池公園のハス田は3000平方メートル。連日、数輪が開花し、31日現在で40輪ほどが確認できる。公園管理者によると、例年よりも花の数が少ないという。見頃は8月初旬まで。

 8月3日の早朝6時~7時には観蓮会も開催。1978(昭和53)年に始まった同会は今年で37回目。ハスの葉に注いだ「太古のめざめ」や茶を、茎を通して飲む「荷葉酒(かようしゅ)」「荷葉茶(かようちゃ)」などを楽しむ。参加無料。

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