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「まほろ駅前狂騒曲」三浦しをんさん&大森立嗣監督が「町田トーク」

三浦しをんさん(左)、大森立嗣監督

三浦しをんさん(左)、大森立嗣監督

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 「まほろ駅前狂騒曲」原作者の三浦しをんさんと同映画のメガホンをとった大森立嗣監督のトークショーが10月4日、南町田グランベリーモールの109シネマズ(町田市鶴間3)で開かれた。

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 一般公開に先駆けて、映画の舞台となった町田市内での初上映と合わせての企画とあってチケットは前売り完売。三浦さんと大森監督は、町田の不思議な魅力やリス園の思い出、キャスティングの経緯、ロケ地の決め方などを語り合った。

 「はじめて映像化のオファーをもらった作品。大森監督印(じるし)の楽しいけれど、せつない、さみしい部分が好き。まほろの2本は特別」と三浦さん。「瑛太さんと松田龍平さんに演じてもらうことで、小説では冴えない2人にきらめきが宿った。さみしさもあって色気のある多田、行天にしてもらった。3作目(狂騒曲)は3年も同居してしまったというムードが出ている」とも。

 まほろ駅前シリーズは今作が最後だが、「続編を」というファンも多い。大森監督が「まずはこの映画をヒットさせて、周りから(続編という)声が聞こえてくれば、もしかしてできるかもという感じ。シリーズ化は期待したいところ」と明かすと、「映画は寅さんと同じくらいシリーズ化してほしい。それをノベライズをしたい(笑)」と応える三浦さん。続編への期待に拍手が巻き起こった。

 「町田の映画です。町田から全国200館、バンクーバーやワルシャワでも公開される。まほろがどこまで行くか見守ってほしい」(大森監督)、「町田の風景が世界に渡る。町田の人は周りの人に映画を見に行くように宣伝してほしい」(三浦さん)と呼び掛けた。

 一般公開は10月18日。同館で19日、瑛太さんと松田龍平さんの舞台挨拶を予定する。

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