日本フットサルリーグ(Fリーグ)第4節が5月24日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田は首位の名古屋オーシャンズに0対6で敗れた。観客数は1419人。
守護神イゴールがキャプテンを務め、2009年の得点王で名古屋と湘南で活躍したボラやゴレイロ小野寺優介を新戦力に加えて臨む2015年シーズンのホーム第2戦。先週行われた開幕戦では湘南に6対1と快勝。幸先の良いスタートを切った次の相手は「絶対王者」で開幕3連勝中の名古屋。昨年の同カードでは町田が6対2で勝利している。
試合前半は互角の展開。町田はボラのミドルシュートが2度ポストを叩くなど何度か得点機をつくるも、名古屋は13分、町田の一瞬のスキをついた中村友亮が右サイドの角度のないところからシュートを決めて0対1で試合を折り返す。
後半22分にも自陣でボールを奪われて失点。30分、中村に追加点を許した町田は滝田学を加えたパワープレーで攻撃を仕掛けるも得点には至らず。逆にパワープレー返しを受けて敗れた。
少ないチャンスを確実に決めた名古屋の決定力が光った。試合後、両監督とも「得点差ほどの力の差はなかった」と振り返った。「真っ向勝負を挑み、できたこととできないことがはっきりした。結果には悲観していない」と町田の岡山孝介監督。イゴールは「2対0までは対等なゲーム。その後、メンタルとテクニカルなクオリティーが落ちたことが課題。プレーオフ出場を果たすためには、前半のプレーを続けなければならない」などと話した。
次のホームゲームは5月29日にバサジィ大分、同30日にエスポラーダ北海道とそれぞれ対戦する。