女子サッカー「プレナスなでしこリーグ2部」第23節が8月22日、町田市立陸上競技場で行われ、ノジマステラ神奈川相模原がスフィーダ世田谷に2対0で勝利した。観客数は832人。
町田市でのなでしこリーグ開催は初めて。「相模原ギオンスタジアムはホーム全試合分を確保できない。ゼルビアとステラのサポーターを掛け持ちする人もいて、入場者数を少しでも多く確保できそうな会場。町田市さんにも好意的に対応いただき開催に至った」(ノジマステラスポーツクラブの山内渉社長)。
試合は前半10分、ステラFW井上友利恵のシュートをGKが弾いたところをMF吉見夏稀が詰めて先制、主導権を握る。後半は互いにチャンスをつくるも得点には至らない。82分、DF石田みなみの右サイドからのクロスをFW尾山沙希がニアで頭であわせて追加点。第3クール初戦を勝利で飾った。
ステラは現在2位。残り8試合で1位AC長野との勝ち点差は暫定9。「正直、(優勝と1部自動昇格は)他力本願とも言えない状況。入れ替え戦で勝ち上がるしかない」とステラの菅野将晃監督。「今年も日体大Fとの2位争いは確実。そのためにも長野に勝ちたい。それができれば先が見える」とも。
ステラの次のホームゲームは9月5日、相模原ギオンスタジアムで愛媛FCレディースと対戦する。