町田市民文学館(町田市原町田4)で10月25日、文学館祭りが開かれ、文学ファンなど子どもから大人まで幅広い層の市民が訪れた。
開館記念日にあわせて行う同イベントは今年で9年目。館内では、日影丈吉展のほか、紙芝居、俳句コンテスト、消しゴムはんこワークショップ、春風亭昇吾さんらによる落語会などが行われた。屋外には、町田産野菜の直売店や地元飲食店によるフード屋台などが出店。
文学フリーマーケットには公募で選ばれた約15組が出店。単行本や雑誌、同人誌、図録などを100円前後で販売した。今年初めて出店したという男性は「本を目当てに来ている人が多いので、反応がいい。新古書店とは違って、『どんな人が読んでくれるのか』と顔を見ながら売ることができる」と笑顔を見せた。