スポーツ雪合戦の体験教室が6月25日、町田シバヒロ(町田市中町1)で開かれた。
スポーツ雪合戦は1988年に国際ルールが制定されたチーム対抗のニュースポーツで、全国各地で大会が開かれているが近年、地球温暖化や地方の過疎化の影響で大会運営が困難になったり、競技人口が減ったりしているという。
より多くの人に競技を知ってもらおうと開かれた体験教室は500キロの人工雪を使用。「東京の大学では唯一のチーム」という早稲田大学の学生や各地のチームメンバーといった経験者を含む約30人が参加した。
7人一組のチームに分かれ、相手チームに雪玉を当てて全滅させるか、チームフラッグを奪えば勝ちという試合形式でスポーツ雪合戦を体験した。初体験という女性は「童心に返った」と笑顔を見せた。
「2030年代のオリンピック正式種目に採用されるように土台をつくりたい」と主催者の後藤一郎さん。「夏の雪合戦は気持ちがいい。チームビルディングの企業研修としても普及させたい」とも。