東京家政学院大学(町田市相原町)の学生が制作した短編映画「友だちのカタチ」が7月8日、フランスのグルノーブルで開かれる屋外短編映画祭で特別上映される。
作品は、生活デザイン学科の学生7人が共同で制作。つくば市で3月に行われたショートフィルムコンテストで53作品の中からグランプリに選ばれ、副賞としてつくば市の姉妹都市であるグルノーブルの映画祭での特別上映権を与えられた。
「サイコパスと呼ばれる反社会的人格をテーマに、女子大生の日常の顔と少し怖い裏の顔は実体験を元に(笑)、リアルに再現した」という作品は、「ストーリーがおもしろかった」(市原健一つくば市長)、「(参加作品の中で)横綱だった」(映画監督・中村義洋さん)という高評価。
映画祭には制作グループの学生4人が参加し、その様子をリアルタイムで日本に向けて情報発信するという。「貴重な機会をいただき、とてもありがたく思う。グルノーブルでのことや映画祭に参加して感じたことを、きちんと伝えていきたい」と学生代表の小川華香さん(生活デザイン学科4年)。
作品は動画サイトで閲覧可能。グルノーブルからの発信情報は同大ホームページに掲載予定。