食虫植物の魅力を伝える展示会が2月5日、町田市民文化交流センター(町田市原町田4)で開かれる。主催は、食虫植物を楽しむ会。
2回目の開催。昨年12月に開かれた展示会は初回にもかかわらず、遠方からも愛好家らが訪れ、販売苗は開場2時間ほどで売り切れた。今回は、食虫植物の中でも希少というオーストラリア産の球根モウセンゴケ「ドロセラ」を中心に、販売苗を含め約500株を展示する。
モウセンゴケは、葉に生えた腺毛(せんもう)から分泌された虫を粘りつける粘液が、まるで小さな光の玉が無数に付いてるように見えることが特徴。当日は、晩秋に芽が出て冬に盛りになるドロセラを花芽がついた状態で「前衛的な植栽」を施して展示する予定という。
同会代表の木谷美咲さんは、図鑑やエッセイなど食虫植物に関する様々な書籍を執筆し、イベントやテレビ番組などで食虫植物の魅力を紹介している。
「食虫植物は、虫を捕まえる機能がそのまま葉の形になっている。形が美しくて観賞価値が高い」と木谷さん。「とりわけ球根ドロセラは美しく、まるで美術品。希少種の魅力を伝えたい」とも。
開催時間は11時~19時。入場無料。