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FC町田ゼルビア、2017年新体制を発表 「J1への道標」示す

上段左から、ゼルビー、碓井、タタール、相馬監督、奥山、渡辺。
下段左から、大田、吉濱、藤井、遠藤、平戸の各選手。

上段左から、ゼルビー、碓井、タタール、相馬監督、奥山、渡辺。 下段左から、大田、吉濱、藤井、遠藤、平戸の各選手。

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 FC町田ゼルビアは1月28日、町田市民ホールで2017シーズン新体制発表会を開き、新加入選手やチームスローガンなどを披露、J1昇格を狙うための道標を明らかにした。

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 トップチーム26人のうち新加入は、GK碓井健平(清水エスパルス、29)、MF奥山政幸(レノファ山口FC、23)、DF藤井航大(カマタマーレ讃岐、25)、DF大田隼輔(立命館大学、22)、MF吉濱遼平(湘南ベルマーレ、24)、FW遠藤純輝(FC岐阜、22)、MF平戸太貴(鹿島アントラーズ、19)、GK渡辺健太(ガンバ大阪ユース、18)、DFボリス・タタール(ラハティFC、23)の各選手。(カッコ内は前所属チーム、年齢)。

 大田選手は相模原市出身。「町田JFCジュニア」でサッカーを始め、桐光学園で全国高校総体優秀選手、大学でキャプテンを務めた。「町田でサッカーのすばらしさを教わり、続けてきた。町田でプレーできることをうれしく思う。少年、少女の手本となれるように頑張りたい」などと挨拶した。

 タタール選手はモンテネグロ出身でユース年代の代表に選ばれている。育成型期限付き移籍で加入した平戸選手は鹿島生え抜きで、将来の鹿島を背負うことが期待される有望株。その他、数人の選手は「以前から声をかけていた」(丸山竜平強化部長)と明かした。

 チームスローガンは、「+one 超えろJ2」。あらゆる面でJ2の平均値を超えて、「2020年にJ1を狙えるクラブになろう」という思いを込めた。今シーズンの1試合当たりの目標入場者数は、J2平均6900人を上回る「7000人」。1万人を超える試合を重ねることで、「1.5万人収容のスタジアム」などJ1仕様の施設整備を町田市に働きかけるという。

 下川浩之社長は「野津田がいっぱいにならないと行政の支援を受けるのは難しい。サポーターのみなさんには友人など、もう1人連れてほしい。スポンサーにはJ1仕様の支援をお願いしたい」と呼びかける。唐井直ゼネラルマネージャーは他クラブの予算や入場者数を挙げながら、具体的な取り組みとして、スポーツの社会貢献で「クラブが街に出る」と宣言した。

 J2開幕戦は2月26日。ホームにジェフユナイテッド千葉を迎える。

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