J3リーグに所属するSC相模原は1月31日、あじさい会館(相模原市中央区富士見6)で2017シーズンの新体制発表会を開いた。
昨シーズン終盤に就任した安川聡太郎監督が継続。望月重良代表は「シーズン終了後すぐに安永監督に続投を要請し、新チームづくりに取り掛かった。これまででいちばん期待できるチームになった」と自信をみせる。
メンバーは昨シーズンから大幅に入れ替わった。新加入は15人。DF=寄特直人(ファジアーノ岡山)、岡根直哉(FC岐阜)、辻尾真二(ツエーゲン金沢)、梅井大輝(福島ユナイテッド)、米原祐(関西学院大学)、ブレーノ(ブラジル・Betinense)、山口聖矢(サウルコス福井)、麦倉捺木(水戸ホーリーホック)、MF=千明聖典(大分トリニータ)、髙畑智也(立命館大学)、川戸大樹(日本体育大学)、サムエル(ポルトガル・Vitoria de Sernache)、FW=ジョン(ブラジル・Cruzeiro)、久保裕一(ファジアーノ岡山)、呉大陸(ブラウブリッツ秋田)の各選手(カッコ内は前所属チーム)。継続は、GK川口能活選手、MF菊岡拓朗選手など8人。
「新しいスタートでチームが上を目指すため、自分の成長のために、チームの成長のために全力を尽くせる選手に集まってもらった」などと安永監督。チーム発足10年目のスローガンは、「禅走緑(ぜんそくりょく)」。「チームのため、応援する人のため、一日一日振り返りながら行動し、自分の成長につなげていこう」(同監督)という意味を込めた。
昨年キャプテンを務めた川口選手は「ポジション争いの緊張感があり、新たに戦おうという気持ち。これからコミュニケーションをとっていけば、いいパフォーマンスを見せられると思う」と話す。
相模原のJ3リーグ開幕戦は3月12日、相模原ギオンスタジアムでAC長野パルセイロと対戦する。