J2リーグ第15節が5月21日、町田市立陸上競技場(町田市野津田)で行われ、FC町田ゼルビアは大分トリニータと2対2で引き分けた。入場者数は3528人。
J2・J3入れ替え戦以来、「因縁の野津田」(大分)での1年半ぶりの対戦。試合は、大分がサイドチェンジでチャンスを作って先制。町田はセットプレーからDF大谷尚輝選手とFW戸島章選手のゴールで一時は逆転するも、コーナーキックから失点。
85分にはケガで長期離脱していたMF戸高弘貴選手が2014年以来3年シーズンぶりに出場、会場から大きな拍手が送られた。戸高選手はオープンな展開の中、得意のドリブルで仕掛けてシュートを放つなど存在感を見せた。
試合後、町田の相馬直樹監督は「大分のリズムの時間が多い中、一時はリードを奪うことも含めて選手はよく戦ってくれた」と振り返り、戸高選手の復帰について「再びピッチに立てるのかという状況だった。以前のパフォーマンスからすればできないこともあるだろうが、まずはおめでとうと言いたい」とたたえた。
次のホームゲームは6月4日、愛媛FCと対戦する。