音楽フェス「TERA MoSo(てらもうそう)」が9月13日、「簗田寺(りょうでんじ)」(町田市忠生2)で開催される。
ニューヨークで出会ったクリエーターが各自の勝手な「妄想」を披露・共有するために始まった同企画は今回で6回目。都内のクラブや茨城県の海岸など、場所を変えながら開催。徐々に参加者を増やし、前回は約200人を集めた。
簗田寺で開催することになった経緯について、主催者の中村彰宏さんは「クラブに限定せず、お寺でこのようなイベントをやることもMoSoの一つの目標としていた。お寺を使った地元の交流を考えていた関係者に賛同していただいた」と話す。
本堂と池を囲む裏庭の2つの会場で、ハウス・テクノ・トランスを中心にDJ12人が出演するほか、海外のエレクトロニカレーベルから多数のアルバムをリリースしているHimuro Yoshiteruさん、2006年にWestern Vinyl(アメリカ)からデビューした蓮沼執太さん、のだめオーケストラのバイオリン奏者・須磨和声さん、マックで初めて作った曲が坂本龍一さんに認められ、1年でアルバムをリリースしたmikoさんがライブ演奏する。
PV・CMモデルとして活躍するミア・ダンブロンさんによるバリダンス、パフォーマンスグループMela(メーラ)によるファイヤーダンス、イラストレーター高野桂太さんによるライブペインティングなどのパフォーマンスのほか、簗田寺の音楽イベントで恒例となった齊藤謹也住職の説法も行われる。
イタリア料理や中華料理の屋台、地元の有機野菜を使った漬け物屋なども出店。「音のジャンルは限定せず、アートやライブ、パフォーマンスも多く組み込んだ、都内で楽しめる野外フェス」(中村さん)。
開催時間は12時~21時。入場料は当日2,000円だが、MoSoウェブサイトのフライヤーをプリントアウトして持参するか、携帯ウェブサイトのフライヤーを提示すると1,500円になる。中学生以下は無料。