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町田で食虫植物展 希少種「ドロセラ」など展示販売

モウセンゴケは、葉に生えた腺毛(せんもう)から分泌された虫を粘りつける粘液が、まるで小さな光の玉が無数に付いてるように見えることが特徴。

モウセンゴケは、葉に生えた腺毛(せんもう)から分泌された虫を粘りつける粘液が、まるで小さな光の玉が無数に付いてるように見えることが特徴。

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 食虫植物の魅力を伝える展示会が12月15日より、町田市民文化交流センター(町田市原町田4)で開かれる。主催は、食虫植物を楽しむ会。

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 3回目の開催。1月に開かれた展示会が盛況だったため、今回は会期を1日増やし、食虫植物や野生ラン、盆栽、多肉植物などの愛好家との懇親会を開く。

 会場では、食虫植物の中でも希少というオーストラリア産の球根モウセンゴケ「ドロセラ」を中心に展示・販売。ドロセラの仲間であるナガエモウセンゴケ(Drosera intermedia)が昨年10月に特定外来植物の指定を受けたことに伴いドロセラ全般の輸入が難しくなったという。

 「球根ドロセラは、大量増殖している専門業者が存在しないために今後、ますます希少なものとなり、厳しい見方では、日本で実際の植物を見ることができなくなる日が来るかもしれない」と同会代表の木谷美咲さん。

 「植物の魅力を最大限生かすように創意工夫を凝らした植栽をし、ほかにない世界観を作りあげた。法的な問題で今後見るのが難しくなる植物が、いかに繊細で美しいものかを直に感じてもらいたい。その流れが残念だと一人でも多くの方が思ってくれたなら嬉しい」とも。

 開催時間は15日=17時~20時、16日=10時~17時。15日は、先行販売と懇親会で入場料1,000円。16日は入場無料。

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