町田市民フォーラム(町田市原町田4)で12月25日、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用したプログラミング教育の成果発表会が開かれた。
ソフトバンクグループによる「Pepper 社会貢献プログラム」の一環。全国小中学校のICT教育におけるスマートロボットの活用方法を学校と一緒に検証することが目的。
今回が初の取り組みで、東京都では港区、狛江市、町田市の3自治体が選ばれている。町田市にはPepper150体が貸与され、中学校11校・小学校11校の計22校に複数台が常設された。
成果発表会では、各校の生徒が、小中学生部門=「○○に役立つPepper」、部活部門=「○○を笑顔にするPepper」の各課題に沿って6分間プレゼンテーション。オリンピック会場や学校内の経路案内、単身高齢者を楽しませるアイデア、英語教育やアニメクイズなど多彩な提案を行った。
最優秀賞に選ばれた本町田小(小学校の部)、本町田東小(部活動の部)、南大谷中(中学校の部)は来年2月の全国大会に出場する。町田市教育委員会の日向さんは「勝ち負けではないが、町田市の代表として学んだ成果をうまく発表してほしい」と期待を寄せる。