町田市と東急電鉄は3月22日、南町田グランベリーモール跡地と鶴間公園を含む街の名称を「南町田グランベリーパーク(GRANDBERRY PARK)」にすると発表した。
昨年2月に一時閉館した「グランベリーモール」の「グランベリー」と鶴間公園の身近な自然と憩いや活動がともにある暮らしを表す「パーク」を組み合わせ、自然と賑わいが融合する新しい街の拠点としたいという思いを名称に込めた。
東急電鉄が開発する商業施設の名称も「グランベリーパーク」に変更。買い物だけでない、体験や発見の場とすることで、地域の人や来街者に驚きや感動を提供し続け、モールからパークへと進化させるという。
開発コンセプトは「生活遊園地~くらしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~」。「街歩きの楽しさを感じられる買物空間」と「くらしのエンターテイメント空間」を備えた商業施設、豊かな自然を感じながら異なる楽しみ方ができるという7つの広場で構成する。店舗面積は5万3000平方メートル。店舗数は約200店。
鶴間公園は、広場と植樹エリア、スポーツエリアなどで構成。スポーツエリアには、サッカーやフットサルの利用が可能な人工芝のスポーツフィールド、テニスコート3面のほか、ランニングやサイクリングコースとしても利用される境川の遊歩道への導線を確保。管理棟とカフェ、スタジオやシャワー室を備える木造クラブハウスを設置し、様々なスポーツ活動の拠点施設とする。
まちびらきは、2019年秋の予定。