スヌーピーミュージアムが2019年秋、南町田グランベリーパーク内に移転・開館する。町田市、東京急行電鉄、ソニー・クリエイティブプロダクツの3者が8月16日に発表した。
スヌーピーミュージアムは、スヌーピーファンの聖地「チャールズM.シュルツ美術館」(米カリフォルニア州)の世界で唯一の分館。世界中の新聞に掲載されたコミック「ピーナッツ」やスヌーピーの魅力を貴重な原画や資料で紹介し、この場所でしか手に入れることのできないオリジナルグッズを販売、隣接するアネックスにはカフェも併設する。
延べ床面積は、約2600平方メートルで、アネックスのカフェは約200平方メートル。9月24日に閉館する六本木のスヌーピーミュージアムを約2倍に拡大し、南町田の緑あふれる環境を生かした多彩なエンタテインメントやアウトドア・プログラムを提供するほか、町田市が取り組む「えいごのまちだ事業」と連携し、子どもたちが楽しみながら英語を学べるオリジナル企画にも取り組む。
スヌーピーミュージアムが開館する「パークライフ・サイト」エリアは、鶴間公園と商業施設の中間に位置し、ミュージアムのほか、本を媒介に人と人との交流を生み出す「まちライブラリー」、ワークショップスペース、子どもクラブ(児童館)、カフェを備える。
これらの施設と、隣接する公園と商業施設が互いに連携することで、まち全体を一体的に活用しながら、大人から子どもまでの幅広い世代の方が、新たな時間の楽しみ方を発見できる場所となることを目指すという。