ブラインドサッカーの国際親善試合が11月4日、町田市立総合体育館で行われ、日本はアルゼンチンに1対3で敗れた。
ブラインドサッカーは視覚に障害を持った選手がプレーできるように考案された5人制のサッカー。2020年東京パラリンピックの種目にもなっている。
今年初開催されたワールドグランプリ初代王者のアルゼンチン(世界ランク2位)と日本(同9位)の対戦成績は1分3敗。今夏のアウェー対戦は0対0で引き分けている。
試合は開始3分、ゴール前の混戦から抜け出した川村怜選手のシュートで日本が先制。幸先いい出だしを切るも、個人技と体の強さを生かしたアルゼンチンの圧力に苦しみ、前半終了間際に失点。後半も自陣深くまで押し込まれる展開が続くとさらに2失点。初勝利はならなかった。
試合後、高田敏志監督は「アルゼンチンから初得点をあげるなど、今夏の対戦から成長している。東京五輪に向けて強化を進めていきたい」などと話した。