町田リス園(町田市金井町)で11月13日、開園30周年記念式典が開かれた。
同園は1988(昭和63)年12月、障害者が働く福祉施設として開園。リスが全滅したり、感染症の疑いで休園したりするなどの危機もあったが、癒やされるユニークな施設としてメディアにも度々取り上げられ、年間20万人が訪れる町田市を代表する人気観光スポットになった。
式典には園内で働く障害者、施設関係者、町田市長、議員らが参加。植草三樹男理事長は「利用者(障害者)が明るくのびのびと働くことで、30年続けることができた。これからも温かい支援をいただきたい」などと挨拶。
石阪市長は「悔しいことだが、町田を知らなくてもリス園は知っているという人が多い。ここで働いている人たちのおかげ。施設がもっと便利になって、たくさんの客さんを迎えられるように頑張りたい」と話した。