町田市立国際版画美術館で「チャリティー・アートバザール」-24グループが出展

昨年の玉川大学による参加型アート作品

昨年の玉川大学による参加型アート作品

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 町田市立国際版画美術館(町田市原町田4、TEL 042-726-2771)で10月11日・12日、「ゆうゆう版画美術館まつり」が開催される。

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 同館の認知度を高め、来館者を増やすことを目的に同美術館と市内外の美術団体、美術系大学が協力して始めた同イベントは今年で10回目。会場では、市内外24の美術団体・グループが版画・絵画・写真などの作品を展示・販売する「チャリティー・アートバザール」をメーンにアート体験型企画、コンサート、講演会などを実施する。

 昨年は、延べ7,000人が来場。アートバザールでは売り上げの10%となる約16万円を社会福祉協議会に寄付した。

 アート体験型企画では、玉川大学が水に溶かした紙を骨組みに投げつけて造形する作品を来場者と制作するほか、オリジナルエコバッグ作成の子ども向けワークショップ、木版画指導員の個別指導による多色すり木版画の制作などを実施する。

 そのほか、桜美林大学の「異次元世界のビジュアルアートの展開」、町田・デザイン専門学校のファッションショーとチラシデザイン原画展示、静岡県立美術舘学芸員による「ピラネージ版画展」記念講演、中国の笠と琵琶のコンサートなどを行う。

 運営委員会実行委員長の小林さんは「10年続けてきて認知度も高まった。開催を楽しみにされている方も増えている」と手応えを話す。

 アートバザールの開催時間は同11日=10時~17時、12日=10時~16時。

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