神奈川県内の養豚農家と消費者の祭り「かながわトントンまつり」が10月19日、麻布大学(相模原市淵野辺1)で開催される。主催は神奈川県養豚協会ほか。
「かながわトントンまつり」は今年で17回目。都市住民とのふれあいの場と養豚への理解を深めてもらう試みとして、養豚農家が中心となり1992年から開催されている。
当日は、「豚とふれあう」子豚のレースや家畜展示コーナー、「豚をおいしく食べる」豚肉バーベキュー、豚肉を利用した料理教室のほか、公開講演「日本の安全な豚肉ができるまで」、「県内産畜産物の即売会」、「豚の葉書絵コンクール」などを行う。
神奈川県では、約90戸の養豚場が9万頭の豚を飼養。県内の生産環境に合った、良質で均質な豚肉を生産するため、大ヨークシャー種系統豚「カナガワヨーク」やランドレース種系統豚のほか、肉質改善を目指した中ヨークシャー種を用いた「高座豚」などの銘柄豚づくりも定着。大消費地に立地する有利性を生かした豚肉加工や直販に進出するグループも増加している。
開催時間は10時~15時。入場無料。