ジャパンラグビートップリーグに所属するキヤノンイーグルスは4月25日、今シーズンの体制報告で町田市長を表敬訪問した。
昨シーズンを総合順位12位で終えたキヤノン。アリスター・クッツェー体制2年目の今シーズンは、日本代表で現役最多キャップのSH田中史朗選手、NO8イオンギ譲選手、LO宇佐美和彦選手ら9人を迎える。
今年はラグビーワールドカップ開催のため、トップリーグは日本代表選手を除いたチーム構成のカップ戦として6月~8月に開かれる。キヤノンは昨シーズン4位のトヨタと同組に入り、第5節では今季昇格した三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦する。
永友洋司ゼネラルマネジャーは「今年はワールドカップをトリガーとして、地域とのつながりをワンステップ上げたい。全国12会場で開かれるトップリーグは各地域で地元の人たちと一緒になって戦う。我々がトップリーグに昇格するために超えなければいけない存在だった三菱重工とは、いい関係をつくり、結果としてリーグ4強を脅かせるようにしたい」と話す。
ワールドカップ終了後は日本代表のゲームメーカー、No10田村優選手とNo9田中史朗選手がキヤノンで一緒にプレーする。石坂丈一市長は「ワールドカップ出場のナミビアが町田でキャンプする。勢いに乗って街をラグビーで盛り上げていきたい。キヤノンのいい結果を期待している」と激励した。
町田・相模原対決は、練習試合がキヤノンスポーツパーク(町田市小野路町)で6月15日、カップ戦が相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で7月20日に行われる。