食べる

相原のラーメン店「武蔵堂」 駅前に2号店、中華そばメーンに

2店舗を切り盛りする山城夫婦。

2店舗を切り盛りする山城夫婦。

  • 254

  •  

 ラーメン店「武蔵堂」2号店(町田市相原町)が4月16日、JR相原駅近くにオープンした。

店の外観

[広告]

 太陽堂で経験を積んだ店主が7年半前に開業。豚骨スープ・鶏ガラスープの「味の二刀流」を掲げる多彩な創作ラーメンと出身地の金沢カレー、学生向けの大盛りサービスが人気。本店は相原駅から徒歩30分以上離れた立地で、車での来店客と近隣の法政大学生が多いという。

 駐車場の契約変更による本店の売り上げ減少が出店理由の一つ。常連客つながりで、ニュースサイト「らばQ」の運営会社と業務提携。同社建物1階の空きスペースを改装した。

 「カフェを開こうとしていた空きスペースを居抜きで使うつもりが、ラーメン店を開くには設備や客席をつくり直さなければならなかった。手づくり内装で苦労した本店の経験を踏まえて、今回は常連の職人さんにお願いした。いろいろと問題があったものの、2号店の床は平らになった(笑)八木重吉記念館と同じガラスを使った手洗いスペースが気に入っている」と店主の山城康範さん。席数はカウンター15席、テーブル5席の計20席。

 メニューは、昔の中華そばをイメージしたというラーメン(700円)と油そば(700円)の2種類に絞り、ギョーザ(3個250円)、チャーシュー丼(350円)、生ビール(430円)、ハイボール(380円)などがサイドメニュー。ラーメンは鶏首ガラと煮干し、それぞれの出汁を混ぜて中細麺を合わせる。「本店のラーメンよりも濃い味を出した」(山城さん)。1日60食を提供する。

 夫婦2人で2店舗を切り盛りするため、本店は昼、2号店は夜を中心に営業する。「本店の常連さんからは駅近くで便利になったと好評」と山城さん。「思っていた以上に客が多くて忙しいが、落ち着いたら金沢の酒うどんをアレンジしたラーメン、本店のラーメン、カツカレーも提供したい。道路整備が始まるまでの限られた時間のなかで、地元に愛される店になれば」とも。

 2号店の営業時間は18時~スープ売り切れまで。土曜・日曜・月曜定休。

※2023年1月6日閉店

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース