日本フットサルリーグ(Fリーグ)第3節が6月9日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田はフウガドールすみだに5対7で敗れた。観客数は1449人。
ルイス ベルナット新監督の下、リーグ開幕1勝1敗で迎えた町田のホーム開幕戦。若い選手が多数加わり、平均年齢が昨年の30歳代から28歳に下がったメンバー構成で臨んだ。
町田は、すみだの堅い守備からのカウンター攻撃で序盤に2失点。残り時間7分超の早いタイミングで、ベルナット監督は「町田の持ち味であるボールポゼッションでリズムをつかむため」、パワープレーを指示する。
今シーズン初めてのパワープレーは、自陣ゴール付近でのボール回しを狙われて、さらに失点。パワープレー返しを含めて5点差をつけられてしまう。残り1分、森岡薫選手の縦パスを受けた二井岡嵩登選手がキーパーとの1対1を制す。特別指定選手でトップ昇格したルーキーの初得点で1対5で試合を折り返す。
後半開始からパワープレーを仕掛ける町田は、中盤でボールを奪うと同じくルーキーの菅谷知寿選手が美しいステップで相手ゴレイロを翻弄(ほんろう)して得点。3点差として会場の雰囲気が和らぐも、ふたたびゴール付近でボールを奪われての失点などで、2対7と引き離される。それでも、室田祐希選手、森岡選手のベテラン2人が得点するなど諦めないプレーを最後まで見せた。
試合後、森岡選手は「最初の2失点は僕から生まれた。責任感を感じている。サポーターのみなさんには、前半で点差がつきながらも、最後まで大きな声援をくれたことに感謝している。まだ試合はたくさんあるので、今日の試合、自分のパフォーマンスを挽回できるようにしたい」と話しつつ、肩を落とした。
次のホームゲームは6月23日、バサジィ大分と対戦する。