日本フットサルリーグ(Fリーグ)第19節が9月28日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田は名古屋オーシャンズに2対4で敗れた。観客数は1426人。
直前の日本代表招集に4人づつ選手を送り込んだ首位・名古屋と4位・町田の上位対決。町田は序盤、自陣でのボールロストから2失点。後手に回るも、森岡薫選手のシュートで1対3で試合を折り返す。
後半、町田は若手選手のセットでスタート。有機的なチームプレーと個々人の技術で名古屋の攻勢を抑え、得点機を伺う。1対4で迎えた残り5分、町田はタイムアウトをとるも、パワープレーを仕掛けず。ヴィニシウス選手のシュートで一矢を報い、試合終了。
試合後、町田のルイス ベルナット監督は「イレギュラーの2週間(日本代表招集期間)でパワープレーの練習をしなかった。失点リスクもあり、選手のダメージを避けるためにパワープレーを選択しなかった」と説明する。
町田の倉科亮祐(17)、伊藤圭汰(22)、中村充(21)、菅谷和寿(21)の若手フィールド選手が長時間出場したことについて、「トレーニングで実力を発揮して勝ち取った。技術も備わっている」と評価。名古屋のフエンテス監督も「運動量が多く、チャンスをつくるアイデアが明確。いい『4-0』のフォーメーションをしてくる。ベルナット監督の考えが表現できているようだ」と評価しつつ、「(ゴールまでの)残り10メートルは止めることができる」と課題をあげた。
次のホームゲームは11月4日、ボアルース長野と対戦する。