ソニー・クリエイティブプロダクツは9月30日、南町田グランベリーパークに開館するスヌーピーミュージアムの詳細を発表した。開館日は12月14日。オープニング2日間のチケットを抽選方式で10月1日より受け付ける。
展示は「常設展」と半年ごとに展示替えする「企画展」の2種類で構成。常設展は、オープニングシアターで始まり、作者チャールズ・シュルツさんの生涯や作画のテクニックなどを紹介。ピーナッツ・ギャングのコーナーやヴィンテージグッズを組み合わせた展示、全長約8メートルの巨大なスリーピング・スヌーピーが出迎える「スヌーピー・ルーム」などを配置する。
オープニングの企画展のテーマは「ビーグル・スカウトがやってきた!」。ビーグル・スカウト誕生のエピソード、おいしいマシュマロの焼き方やテントでの生活、厳しい自然の中での心得やリーダーの憂鬱など、個性豊かなメンバーたちの世界を繰り広げる。
ミュージアムショップ「ブラウンズストア」では、オープン記念ぬいぐるみ、フェールラーベンとのコラボレーションアイテム、職人手作りの張り子の置物などのオリジナルグッズを販売。
PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)は11月13日、ミュージアムに隣接するパークライフ棟に先行オープン。席数は約80席。「ピーナッツ・ギャングたちのポットラックピクニック(持ち寄りピクニック)」をイメージしたバスケットプレートなど、緑豊かな環境に合せたメニューを提供。テイクアウトのピクニックボックスで目の前の公園でランチもできる。
「新しく生まれ変わるスヌーピーミュージアムの魅力のひとつ」という常設ワークショップルームでは、ぬいぐるみやトートバッグ、キャンドルや和菓子などのプログラムを予定。シュルツ・スタジオのクリエイティブ責任者で、漫画家のペイジ・ブラドックさんの特別講座「ピーナッツキャラクターの描き方」、「スヌーピーのキャンドル作り」などを開く。
ショッピングモールや公園にあるポイントを巡ってその場所だけに登場するスヌーピーやピーナッツ・ギャングと写真を撮ることができる専用アプリ「スヌーピーを探せ!」の提供も予定する。
開館時間は10時~20時(カフェは22時まで)。入館料は一般・大学生=2,000円(前売り1800円)、中学・高校生=1,000円(同800円)、4歳~小学生=600円(同400円)。日時指定の前売券を販売。入館時間は、10時・12時・14時・16時・18時の計5回。当日券は、前売券の販売状況に余裕のある場合にミュージアムの窓口で販売する。