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「相模原駅前に多機能複合型スタジアムを」 ホームタウン4チーム、署名活動へ

相模総合補給廠一部返還地で開催された「さがみはらフェスタ2019」

相模総合補給廠一部返還地で開催された「さがみはらフェスタ2019」

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 JR相模原駅北口「相模総合補給廠一部返還地」を活用した多機能複合型スタジアムの整備を求め、ホームタウン4チーム(ノジマ相模原ライズ、三菱重工相模原ダイナボアーズ、SC相模原、ノジマステラ神奈川相模原)は11月24日、署名活動を開始する。

相模総合補給廠一部返還地の場所

 各競技団体の公式戦を開催するスタジアムが不足していることを背景に、地元チームを応援する機会を増やして郷土への愛着や誇りを育む新しいスタジアムを提案。試合が開催されない日にも賑わいをもたらすために、コンサート、ショッピングや飲食、宿泊、防災拠点など様々な機能を複合させたプロジェクトの実現に向けて、市民のあと押しを呼びかける。

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 多機能複合型スタジアムの整備は、スポーツ庁「スタジアム・アリーナ改革推進事業」を受託した官民連携協議会が8月より検討を進めている。署名活動は、「スタジアム整備の実現に向けて歩みを加速する」ことを目的に据え、同協議会に参加するホームタウン4チームが独自に行う。

 立地は、市民の利便性、遠方からの集客によって地域経済への波及効果が期待できるアクセスの良さ、2027年に開業予定のリニア駅に近いことを重視し、JR相模原駅北口エリアに設定。スタジアムの役割を、「スポーツ文化の振興」「地域のシンボル」「コミュニティ空間」「まちなかの集客拠点」「環境にやさしい」「地域の防災拠点」の6項目にまとめた。

 相模原商工会議所、相模原青年会議所、相模原市商店連合会、相模原市観光協会、相模原市体育協会、相模原市民文化財団の協力を得て、来年2月末までに10万人の署名を集めることを目指す。官民連携協議会の検討結果とともに来年3月末に相模原市長へ届ける予定。

 署名活動の事務局を担うスポーツクラブ相模原の小西展臣社長は「署名活動を通じ、多機能複合型スタジアムの趣旨を市民が考えるきっかけになれば。来年度は官民連携協議会の検討結果を、行政が検討するステージになることを望んでいる」と話す。

 相模総合補給廠一部返還地を含む相模原駅周辺のまちづくりは相模原市が2016年、広域交流拠点整備計画を策定したが、社会情勢の変化などを踏まえて本年度、再検証の調査を行っている。

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