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ポポヴィッチ監督、9年ぶり町田ゼルビア指揮 「家に帰ってきたよう」 

唐井ゼネラルマネジャー、ポポヴィッチ監督、大友健寿社長(写真左から)

唐井ゼネラルマネジャー、ポポヴィッチ監督、大友健寿社長(写真左から)

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 「家に帰ってきたような気持ち」、FC町田ゼルビア2020シーズンの指揮を執るランコ・ポポヴィッチ新監督は12月15日、就任会見で開口一番に話した。

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 ポポヴィッチ監督は2011年シーズン、相馬直樹監督のあとを引き継ぎ、ゼルビア初のJリーグ昇格を果たした。その後、FC東京とセレッソ大阪の監督を経て、直近はオーストリア1部のSKNザンクト・ペルテンの監督を務めている。

 今回、J1リーグ、欧州、アジアのクラブから打診を受けていたと明かすも、ゼルビア首脳陣との信頼関係、「サッカーの本質を大切にする町田の姿勢」(ポポヴィッチ監督)が決め手になった。

 就任経緯について、唐井直ゼネラルマネジャーは「相馬さんと来シーズンもチャレンジする腹積もりだったが、辞意を受けた。ポポヴィッチ監督とはコンタクトを取り続けていた。相馬さんの6年をベースに、インパクトを与えられる候補者4人のなかの筆頭でお願いした」と明かす。

 3カ年計画でJ1昇格を目指すという。「藤田オーナーがサポーターミーティングで示したプレゼンよりも幅のある期間でじっくりと取り組んでもらう。ポポヴィッチ監督はJ1で上位を狙えるチームを指揮した実績もある。J1定着に必要な20~25億円の経営規模の実現とチーム力のアップを図りたい」と先を見据える。

 ポポヴィッチ監督は「ゼネラルマネジャーや会長の熱意で、連れ戻していただいたことに感謝している。JFL時代よりも練習環境やスタジアムなどクラブは進化している。しっかりと結果を出して、新しいスタジアムを満席にし、一緒に成長しながら全員でプロジェクトを成功させたい」などと笑顔で話す。

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