J2リーグが2月23日に開幕し、FC町田ゼルビアはヴァンフォーレ甲府と0対0で引き分けた。
J1仕様化の工事でバックスタンドが利用できず、観客数6421人でスタジアムがほぼ埋まった新名称「町田GIONスタジアム」のオープニングゲーム。
9年ぶりに町田を指揮するランコ ポポヴィッチ新監督は、スターティングメンバーに新加入7選手を起用。水本裕貴選手がキャプテンを務め、ステファン スチェポビッチ選手、アレン マソビッチ選手が2トップに入った。
試合は、GK秋元陽太選手のビッグセーブ、マソビッチ選手のヘディングシュート、ボランチ佐野海舟選手のスルーパスなどで町田が見せ場をつくるも、「堅いゲーム」(甲府・伊藤彰監督)展開となり、勝ち点1を分け合った。
試合後、ポポヴィッチ監督は「2カ月弱の準備期間のなかで、J1に近い戦力を持つ甲府を相手に、いい試合ができた。これから、連動した動きやシュートやパスの精度を高めるなど、積み上げていける」などと満足げに振り返った。
次のホームゲームは3月7日、ギラヴァンツ北九州と対戦する。