神奈川県立相模湖交流センター「多目的ホール」(相模原市緑区与瀬)の愛称が4月1日より、「ラックスマンホール」になる。
創業95周年を迎えた老舗音響機器メーカー「ラックスマン」(横浜市港北区)が年額55万円でネーミングライツを取得した。契約期間は令和7年3月31日までの3年間。
最大収容人員456人の同ホールは優れた音響特性を持ち、コンサートだけでなく数多くの著名な演奏家のレコーディングにも使用される「録音の聖地」として評価が高い。
応募はラックスマン1社。神奈川県ネーミングライツパートナー選定委員会では、「愛称は、音楽鑑賞などに使用するホールのイメージに沿い、簡潔で、読みやすく、覚えやすい」「候補者の企業理念などが、地域活性化や芸術鑑賞の機会の創出を図る多目的ホールの目的に合致している」という意見があったという。
ネーミングライツ取得について、同社は「新しいご縁が繋がり、さらに多くの皆様とさまざまな形での良い音の追及に励んでまいります」とコメントしている。