相模原市は5月7日、市施設の休止期間を8月31日に延長すると発表した。
「最大限の対策を強力に打ち出し、新型コロナウイルス感染症対策を総合的に進める」ことを目的に据える取り組みの一環で、PCR検査体制の充実、中等症の患者を集中的に受け入れる病床の確保、市立小中学校の臨時休校の延長、市税や公共料金の支払い猶予、事業継続に困窮している小規模事業者や個人事業主に対する相談体制の強化などを盛り込む。
市施設の休止期間は当初、5月13日までとしていたが、市内の新型コロナウイルス感染者数の増加、医療提供体制がひっ迫しつつある状況などを踏まえ、8月31日までに延長する。
休止する施設は、公民館、地域センター、こどもセンター、児童館、図書館、キャンプ場のほか、相模原ギオンスタジアムやサーティーフォー相模原球場、銀河アリーナ、さがみはらグリーンプールなど計209施設。
相模原ギオンスタジアムはJ3リーグ公式戦会場として、サーティーフォー相模原球場は夏の甲子園の予選会場としても利用される。いずれも開催の有無や日程は未定。SC相模原のスタッフは「具体的な対応は決まっていないが、仮に7月中にJリーグが再開することになれば、調整することになるだろう」と話す。