ETC多目的利用サービスを使うドライブスルーが8月3日より、ケンタッキーフライドチキン相模原中央店(相模原市中央区中央2)で試行運用される。
同サービスの拡大に向けて、国土交通省の指導のもと、NEXCO中日本、日本ケンタッキー・フライド・チキンなど5社で検討を進めてきた「ネットワーク型ETC技術」を活用する。
同技術は、遠隔地に設置したセキュリティ機能を有した情報処理機器と、駐車場などに設置した複数の路側機を通信ネットワークで接続し、路側機で取得した情報を集約させて一括処置することで、ETCカードを用いた決済の安全性を確保するもの。
同サービスを利用したドライブスルーは、日本で初めての取り組み。キャッシュレス化による利便性の向上や決済処理の効率化、接触機会の低減による新型コロナウイルス感染予防などの効果を期待する。試行運用では決済処理の時間計測やモニターアンケートを実施し、サービスの普及促進に活用するという。
試行運用モニターを現在募集している。相模原中央店のドライブスルーを利用できることや、指定クレジットカードに付帯するETCカード番号を登録することなどの要件がある。同サービスを利用したモニターは1割引きで商品を購入可能。割引クーポンも進呈される。募集期間は11月13日まで。