相模原市内45の公共施設で10月1日より順次、使用料が最大1.3倍に値上げされる。
値上げは、市の「受益者負担の在り方の基本方針」に定める3年に1度の見直しによるもの。約700の公共施設のうち計61施設で使用料を改定した。値下げは9施設、両方は6施設、改定なし(旧4町の減免規定の適用廃止)は1施設。これまで無料だったスポーツ広場10カ所が新たに有料化。今回の料金改定では、原則、現行料金の1.3倍以内とする激変緩和措置が適用されている。
条例上の使用料は、相模川ふれあい科学館=450円(390円)、さがみはらグリーンプール=2時間650円(500円)、麻溝公園陸上競技場・第2競技場=320円(260円)、相模女子大学グリーンホール大ホール=平日290,300円(279,500円)、相模原市民ギャラリー第1展示室=平日25,300円(19,500円)。カッコ内は現在の料金。
銀河アリーナのアイススケート場や総合体育館のトレーニング室などは改定なし。現在無料の相模原麻溝公園、相模原北公園、小山公園の3つのスポーツ広場=2時間4,600円、小山公園のニュースポーツ広場=大人220円、子ども110円になる。
指定管理の施設は改定後の条例上の金額をもとに今後、指定管理者と協議する。さがみはらグリーンプールの担当者は「10月1日時点では500円のまま。料金改定日の約1カ月前からお知らせする予定」と説明する。