J3リーグ第23節、SC相模原はロアッソ熊本に1対0で勝利し、勝ち点で2位の長野に並んだ。観客数は2664人。
直近5勝2分と好調な4位・相模原と3位・熊本のJ2昇格を争う一戦。試合はこれまでのフォーメーションを変え、4バックで引き気味に守ってカウンターを狙う相模原が右サイドの敵陣深くでスローインを獲得。MF才藤龍治選手のロングスローからDF富澤清太郎選手が頭でボールを押し込んで先制。熊本の攻勢をしのぎ、貴重な勝ち点3を追加した。
本節、2位の長野が敗れたため、長野・熊本・相模原が勝ち点42で並んだ。相模原は得失点差で4位。
試合後、相模原の三浦文丈監督は「ライセンスが取れて、(J2昇格圏2位の)背中が見えてきた。選手が自信を持ち始めている。最後、34試合が終わったとき、上位2チームにいることが目標。緩めることなく次のゲーム(5位・岐阜戦)に向けて準備したい」と話す。
元日本代表サッカー選手の前座試合「ドリームマッチ」で観客を盛り上げ、今季初のビジター席には熊本サポーターが入場。多くの観客が久しぶりに戻ったスタジアムでの勝利に大きな歓声が上がっていた。