小田急電鉄は11月4日、2021年春に最終列車と一部の始発列車の運転時刻の変更を中心としたダイヤ改正を実施すると発表した。
鉄道工事を取り巻く環境変化や新型コロナウイルスの影響を踏まえ、鉄道メンテナンス体制の持続性を高めることが目的。
同社では近年、夜間を中心に行う鉄道メンテナンスの担い手不足への対応や安全・防災対策のための工事時間の確保が課題となっているほか、在宅勤務の浸透や外出機会の減少などで夜間を中心に利用者が大きく減少しているという。
ダイヤ改正により最終列車の時刻は、「新宿発の下り」=10分程度、「町田発の上り・下り」=20分程度、それぞれ繰り上げ。始発列車の時刻は、「相模大野発と町田発の上り」=10分程度繰り下げ、同下りは概ね変更なしとなる。
ダイヤ改正の詳細は12月中に発表される。