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町田の昭和遺産「大泉寺バス停待合所」解体 道路拡幅で

解体前の大泉寺バス停待合所

解体前の大泉寺バス停待合所

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 小山田緑地近く「大泉寺バス停」の待合所が11月9日、都道155号町田平山八王子線拡幅に関わる工事で解体された。

更地になった大泉寺バス停待合所

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 待合所は鶴見川沿いの木造トタン屋根の小屋。1963(昭和38)年改修の記録が残っている。内部にびっしりと貼り巡らされた広告看板には、「吉川百貨店」「電話 渕の辺 六二番」「小田急新原町田駅前」といった記載が見られ、当時の町田や相模原の面影をしのばせていた。

 バス停は10月21日、町田駅方面へ約60メートル離れた場所に仮移設された。最後の姿を見ようと訪れた人もいて、SNSには「ついにこの時が来てしまった」「なんとか残せなかったか」などと惜しむ投稿が寄せられている。

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