相模総合補給廠の共同使用区域内に11月14日、都市公園「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」の一部エリアが先行オープンした。
一部返還地では都市計画道路が暫定整備されているが、共同使用区域内での都市施設の整備は初めて。公園の総面積は約10ヘクタール。先行オープンしたのは、公園中央部分の芝生広場(約1.4ヘクタール)と遊具広場(約0.3ヘクタール)、駐車場。おむつ交換台を備えるバリアフリートイレ、駐輪場も備える。
遊具広場には3×3バスケットボールコート、体をたくさん動かすことができる様々な遊具、足つぼを刺激するミニ歩道、車いすでアクセスできる砂場やバリアフリーに配慮した遊具、チョークで地面に絵を描ける「あおぞらキャンバス」などが配置されている。
総合学習で相模総合補給廠の一部返還地と共同使用区域について学んでいる近隣の向陽小学校6年の生徒は開園に合わせて、公園の魅力を伝える新聞とオープンを彩る絵画を制作。他学年に配布したり、同公園内に掲示したりしている。
オープン時間の8時30分、待ちかねたように入場した人々がバスケットボールや絵描き、散歩などを楽しんでいた。
開園時間は8時30分~17時(5月~8月は19時)。