WEリーグに所属するノジマステラ神奈川相模原は3月6日、オンラインで2021シーズンの新体制を発表した。
設立10シーズン目、女子プロサッカーリーグ初代11クラブに加わるステラ。優勝を見据える3位以内を目標に、チームスローガンを「生々流転(せいせいるてん)」に設定。継続して変化し、歩みを止めることなく前進する決意を込めた。
監督は昨年に続き北野誠さんが指揮を執る。キャプテンは松原有沙選手、副キャプテンは大賀理紗子選手と平田ひかり選手が務める。現在の所属選手は21人。リーグが開幕する9月までに外国人選手も含めて計25人へ補強する予定。
新加入は、GK池尻凪沙、DF=畑中美友香、伊東珠梨、MF=脇阪麗奈、井上陽菜、下山莉子、中山未咲、FW=野島咲良、松本茉奈加の9選手。昨シーズンから約半分の選手が入れ替わった。加入を決めた理由として、各選手は「トップリーグでプレーしたい」「熱いオファーをもらった」などを挙げていた。
北野監督は「WEリーグ元年に監督ができることは光栄。今年は私が目指している、全員攻撃・全員守備のトータルフットボールをできる選手が揃った。1回だけのチャンスである初代チャンピオンを取りにいきたい」と意気込みを見せる。
リーグ前哨戦となるプレシーズンマッチが4月にスタート。ステラのホームゲームは、浦和戦(4月29日)と大宮戦(5月29日)。「多くの選手の組み合わせを試したい」(北野監督)