J2リーグ第6節、SC相模原はアルビレックス新潟と2対2で引き分けた。入場者数は3420人。
緊急事態宣言が解除され、本節より制限付きでビジター席が開放。相模原にとってはJ2昇格後、初めてのビジタークラブサポーター受け入れ。新潟のサポーターがゴール裏を埋め、メーンスタンドでもオレンジ色が目立った。
強風下での試合は、開幕5連勝で首位、鈴木孝司など得点力のある選手を擁する新潟がフランク ロメロ選手のゴールで先制。守備的に戦う相模原はカウンターで反撃、PKをユーリ選手が決めて同点で試合を折り返す。
後半、先行したのは相模原。クリア気味のボールが新潟のディフェンスライン裏に抜けたところを平松宗選手がゴール前まで持ち込み、キーパーとの1対1を制して逆転。スタジアムがどよめきに包まれる。しかし、新潟はコーナーキックから追いつき、勝ち点1を分け合った。相模原は逆転でのホーム連勝を逃した。
試合後、相模原の三浦文丈監督は「勝ち切れればよかったが、同点にされた後も粘り強く戦うことができた。選手は、強いチームとがっぷり四つに、自信を持って戦えることがわかったと思う」などと話す。
次のホームゲームは4月18日、ジュビロ磐田と対戦する。