コロナ禍で経済状況が悪化した若者に食材を無料配布する取り組みが相模原市で行われている。
JA相模原市、市内農業者、フードバンク、市民などの協力を得て昨年度は約7200人が利用。継続を望む声があったことから、本年度は規模を拡大して実施する。
配布する食材は、米、野菜、インスタント食品、調味料類、飲料など。対象者は、市内の大学在学者や市在住の大学生など。
定期実施は、中央区(青少年学習センター、10時~18時)=4月17日・6月19日・7月17日・9月18日・10月16日・12月18日・1月15日・3月19日、南区(ユニコムプラザさがみはら、13時~17時)=5月15日・11月20日・2月19日、緑区(ソレイユさがみ、13時~17時)=8月21日。随時実施は、青少年学習センター公式LINEアカウントで通知する。
食材提供を受けた学生からは「ひとり暮らしで、アルバイトが全くないので助かった」「外国人の私にとって、みんなの優しさを感じた」「おいしそうなものばかりで選ぶのに迷った」などのメッセージが寄せられている。
市は現在、「相模原市の若者を応援する」主旨に賛同する団体や企業などからの食材、物品の寄贈を広く受け入れている。受け付けは、こども・若者支援課(TEL 042-769-8289)。