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南町田のラーメン店「バンブー」創業50年 「どさん娘」の味引き継ぐ

バンブーの厨房。50年前からほとんど変えていないという。

バンブーの厨房。50年前からほとんど変えていないという。

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 南町田、旧国道246号沿いのラーメン店「らーめん Bamboo(バンブー)」(町田市鶴間、TEL 042-796-8436)が今年1月、創業50年を迎えた。2代目店主の宮澤利和さんは「街が変わるたびに影響を受けたが、地元の人に支えられて続けてきた」と振り返る。

バンブーの味噌バターコーン

 1971(昭和46)年、札幌ラーメン「どさん娘」のチェーン店として開業。飲食店が少なく、コンビニエンスストアがなかった時代、幹線道路沿いで深夜3時30分まで営業。赤色を基調とした外観やオレンジのカウンターが「モダン」と評判を呼び、大繁盛。松田優作さんなどの芸能人、スポーツ選手もたびたび訪れたという。

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 しかし、大和厚木バイパスが1989(平成元)年に完成すると、店の前を通る自動車が激減。「すたれてしまった」(宮澤さん)。1995(平成7)年に先代が亡くなり、店を引き継ぐ際に店名を「バンブー」に変えた。再び活気を取り戻したのは2000(平成12)年のグランベリーモール開業以降。「周囲の畑にマンションができて人が住み始め、会社も増えた」

 ラーメンは、「どさん娘」時代の味を継承。鶏ガラやトンコツ、昆布、香味野菜などを炊いてスープを作る。以前は麺を手打ちしていたという。人気メニューは、味噌バターコーン(950円)、黒とんこつらーめん(800円)、油そば(800円)。横浜町田インター周辺の物流センターや工場、自動車ディーラーなどで働く人向けに「ガッツリ系」の焼肉丼(900円)も取り揃える。アルコールやつまみも提供し、夜は居酒屋としても利用されるという。

 コロナ禍でグランベリーパークが一時休業するなか、営業時間を短縮して店を開け続けた。「コロナ禍以前は、グランベリーパークが混雑するとお客さんが流れてきた。人が多くてうらやましかった。うちは郊外店で地元の人が相手だけれど、テークアウト需要もあって大きな影響は免れた」と宮澤さん。「生まれ育った街で店を続けていきたい。今は上り調子なので、新しいことにも挑戦したい」とも。

 営業時間は11時30分~21時(通常は24時)。水曜定休。

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