町田市は6月1日、市内で予定していたオリンピック事前キャンプがすべて取り止めになったと発表した。
対象の代表チームは、インドネシアのバドミントン・空手、南アフリカの陸上競技、中国のバドミントン。市は7月の事前キャンプ実施に向けて交渉していたが、練習スケジュールなどの調整の結果、実施に至らなかった。
パラリンピックに出場するインドネシアのバドミントン代表チームは8月19日~8月26日に事前キャンプを実施する予定で、現在、最終契約書の締結に向けて調整しているという。
石阪丈一町田市長は「4競技の事前キャンプ受け入れはかなわなかったが、ホストタウンとして市民と一緒に応援したい。インドネシアパラバドミントンは万全の感染症対策を行いながら、チームとして良い成績を残せるように精一杯お手伝いをさせていただきたい」などとコメントを寄せている。
市は、国の手引きをもとに、選手などの健康管理や移動・宿泊など、場面ごとの感染防止対策を取りまとめた受け入れマニュアルを作成し、受入れ準備を進めているという。