J2リーグ第22節、FC町田ゼルビアは水戸ホーリーホックに2対1で勝利した。入場者数は1670人。
シーズン後半戦のスタートは荒天で試合開始時間が30分遅れた。1戦目に0対3で負けた水戸に対し、町田は序盤、「必要以上に怖がっていた」(ランコ・ポポヴィッチ監督)。自陣で水戸にボールを回されて先制点を奪われる。
後半、ポポヴィッチ監督は俊足のFW太田修介選手を投入。この交代が功を奏し、MF佐野海舟選手のセンターサークル付近からのパスでディフェンスライン裏に抜け出した太田選手がドリブルで持ち込み、同点弾を放つ。さらにペナルティエリア内の浮き球のパスを滑り込みながら押し返したところをFW鄭大世選手が合わせ、逆転に成功する。終盤は再び水戸の猛攻を受けるが、GK福井光輝選手のファインセーブなどで守りきった。
試合後、ランコ ポポヴィッチ監督は「手ごわい相手に対して、苦しい展開から逆転できたことは大きな価値がある」などと話す。
次のホームゲームは7月18日のSC相模原戦。緊急事態宣言下、相模原のビジター席は設置されない。